朝食を抜くと糖尿病になりやすいって本当?
朝食を抜くと糖尿病になりやすいと言われていますが、本当でしょうか?
これは色々な諸説はありますが、朝食抜きは糖尿病になりやすいという意見が多いようです。
しかし、朝食抜き=糖尿病の根拠はないという説が多いので、
なぜ、朝食を抜くと糖尿病になりやすいと言われているのかを考えてみました。
それは、朝食を食べないという事は、それだけ空腹時間が長いという事ですよね?
いわゆる「絶食状態」ですね。
この時間が長くなると、饑餓状態となり体がカロリーを蓄えようとするので
その結果、余分な脂肪が体についてしまうのです。
また、起きた時に何も食べないと脳に栄養が補給されないといも言われています。
そうなることで、集中力が高まらずにイライラしがちになりストレスがたまりやすいのだそうです。
2型糖尿病の原因には、肥満やストレスがあると言われているので、
このような事から、朝食を抜くと糖尿病になりやすいと言われているという訳ですね。
しかし、これって大人の話だけではないんです。
実は子供のころからの食生活もとても大切だという事が分かっています。
子供のころから朝食抜きだと大人になって糖尿病になりやすい
イギリスのオクスフォード、ケンブリッジ、グラスゴー、セント・ジョージ大学の
研究者らが共同で、9−10歳の学童4000人を調査した結果をニュースで見ました。
それは、朝食抜きの子供と毎日朝食を食べる子供を比べると、
糖尿病リスクの指標となる血液中のマーカーがかなり高かった事が分かったそうです。
また、朝食抜きの子供は、空腹時のインスリンのレベルがきわめて高く、
血糖値を正常にするホルモンへの反応が鈍いという事も分かったそうです。
このような結果から、研究チームは朝食を食べずに育った子供は、
成人してから早い段階で2型糖尿病になるリスクが高いと結論づけています。
自分が糖尿病で、現在育ち盛りのお子さんがいるという方は、
将来、わが子が糖尿病にならないように朝食の大切さを認識しておいた方が良いのかも知れませんね。
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